外資系金融マンの読書ブログ

外資系金融マンの読書ブログ。読んだら3倍考えるビジネス書評ブログ出張版。読書の要素はあまりない。

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That's how knowledge works. It builds up, like compound interest.

外資系金融を首になった夫による妻への言い訳

仕方ないね、見栄はっちゃうから

他人事とは思えない面白い記事

tokyo-calendar.jp

「まぁ俺は、こんな業界からはそろそろ“卒業”だよ。今後は人生をもっとハッピーに…」

うわあ、こういう奴いるわ。そんなことを思いながら読んだ。

創作か実話かは知らないが、このくらいのリアルさが担保されていればフィクションかノンフィクションかなどはどうでもいい。

多少の非リアルさが含まれていても小説は面白い。

こんな業界から卒業する

外資系金融に勤める人は多かれ少なかれお金が好きだ。転職するとほぼ確実に給与が下がるので、転職したがる人はまずいない “はず” だ。

それにもかかわらず、"卒業" を選ぶ人は一定数いる。

証券会社だろうと運用会社だろうと何だろうと、外資系金融という世界の労働環境は悪い。

リンクを貼った記事のように実質的なクビを言い渡されて言い訳を始める人がいるのだが、本人も100%うそを言っているわけではない。

辞める側の理屈

  • 正直疲れた、人生をハッピーに

  • 実質的にクビなったのも事実

  • 本当に転職先でやっていけるのだろうか・・・

見送る側の理屈

  • お疲れさま

  • あいつは脱落したが俺はまだ生き残っているぞ

  • でもちょっとうらやましい

どれも本音なのだ。

解雇されているのに強がっているだけではなく、一方で生き残れたこと素直に喜んでいるわけではないという複雑な状況なのだ。

自分のキャリアについて中立的に判断をするのは難しい。

優柔不断でも良いが、最終的には後悔がないように

人間はそれほど判断力が高くないから、重大な決定ほど優柔不断になるし心配にもなる。

外資系金融の人たちが、仕事においてかっこよく意思決定ができるのは、なんだかんだ言って「この意思決定に失敗しても自分が破産するわけじゃない。最悪のケースでもただのクビだ。」と思っているからである。

自分のことになると優柔不断になるのは仕方がないのだが、判断が遅れすぎると不幸になるので、後悔がないように意思決定をしなければならない。

ふと見かけたので何となくコメントしてみた。